御社のワーク、測らせてください。3Dデジタル資産にしてお返しします
製造現場にある実物 — ワーク・治具・素材 — を物理計測し、シミュレーション上で物理的に正しく振る舞う3Dアセットに変換します。ROSと産業用3Dカメラで工場自動化を手がけてきた計測・ロボット制御の技術を、そのまま転用した取り組みです。形状データと図面情報の所有権は御社に残したまま、3D資産・段取り替え記録・ロボット導入の事前検証を無償でお渡しします。当方がいただくのは、企業名も製品名も特定できない形に加工した物理パラメータの再利用権のみです。
こんなお悩みありませんか?
- ✗「うちの部品はロボットで扱えるのか」が事前にわからないため、自動化投資の判断が何年も先送りされている
- ✗段取り替えの手順が熟練者の身体に入ったままで、退職とともに失われる。記録する時間も方法もない
- ✗自社ワークの3Dデータを持っておらず、見積・提案・営業資料に現物写真しか出せない
- ✗提案されるロボット・AIは量産ラインを前提としたものばかりで、多品種少量・治具依存という自社の実態に合わない
- ✗形状データや図面を外部に預けることへの抵抗があり、デジタル化の話が最初の一歩で止まる
先に納品してから、データの話をします
順序を逆にしています。調査費や設計費をいただいてから何かを納めるのではなく、3Dデジタル資産と段取り替え記録を先に無償でお渡しします。そのうえで、企業名も製品名も特定できない形に加工した物理パラメータ(摩擦係数・剛性・変形特性など)の再利用権だけをいただく、という取り決めです。形状データ・図面情報の所有権は御社に帰属したままで、第三者提供が発生する場合は事前に書面で確認します。
- 1
対象の選定と覚書
代表的なワーク5〜10点、または素材サンプルを一緒に選びます。データの所有権・利用範囲・第三者提供の条件を覚書にしてから着手します。書面が固まるまで現物はお預かりしません。
- 2
物理計測
産業用3Dカメラとロボットアームで、寸法・質量・重心・摩擦係数・剛性・変形特性・表面材質を計測します。外観からは得られない摩擦や剛性は、力制御を用いた接触計測で実測します。あわせて段取り替え作業を映像と動線として記録させていただきます。
- 3
シミュレーション資産化と実機検証
計測値をもとに、シミュレーション上で物理的に正しく振る舞う3Dアセットへ変換します。把持・整列・組付けの動作を生成し、実機ロボットで再現して「予測と現実の一致率」を測定。ズレは物理パラメータに戻して精度を上げます。
- 4
無償納品
3Dデジタル資産、段取り替え作業の記録、そして「このワークはロボットで掴めるか」の事前検証結果をお渡しします。3D資産は見積書・提案資料・営業用ビジュアル・若手への技能伝承にそのままお使いいただけます。
海外のシミュレーション資産事業者・一般的なロボットSIerとの違い
| 機能 | yoritech | 他社 |
|---|---|---|
| 形状データ・図面情報の所有権は企業側に残す。当方が得るのは匿名化した物理パラメータの再利用権のみ | ✓ | 海外のシミュレーション資産事業者は、取得したデータを自社資産として蓄積するのが前提 |
| 対象が多品種少量の現場と、皮革・布のような変形素材 | ✓ | 既存事業者の資産は量産ライン・倉庫・家庭を前提とし、剛体(金属部品)に偏っている |
| 共創フェーズは費用をいただかない(先に納品する順序) | ✓ | ロボットSIerは現場調査・実現性検討の段階から有償で、導入判断の手前にコストが発生する |
| 治具・公差・段取り替えを現場の言葉で話せるFAシステムインテグレーションの実務経験 | ✓ | シミュレーション・AI側の事業者は製造現場の制約や段取りの実際に踏み込めないことが多い |
| シミュレーション予測と実機結果の一致率を数字で出す | ✓ | 合成データを生成できる事業者は増えたが、それが現実とどれだけ合っているかを実測して示す事業者は少ない |
料金プラン
共創パートナー枠(2026年度・2社)
¥0
- ✓対象ワーク5〜10点の物理計測とシミュレーション資産化
- ✓3Dデジタル資産の納品(見積・提案・営業資料に転用可)
- ✓段取り替え作業の記録と可視化
- ✓「このワークはロボットで掴めるか」の事前検証結果
- ✓形状データ・図面情報の所有権は御社に帰属
- ✓当方が得るのは匿名化した物理パラメータの再利用権のみ
計測・アセット化 受託
個別見積
- ✓対象点数・計測項目・納期に応じて個別にお見積り
- ✓共創枠の2社が埋まった後、または対象を大きく広げる場合のご依頼
- ✓計測プロトコルは共創フェーズで確立したものを使用
- ✓既存の受託(ROSによるFAシステム開発)と同じ窓口で承ります
シミュレーション評価環境の構築
個別見積(2027年度以降)
- ✓ロボット導入前に、動作の成否を画面上で検証できる環境の構築
- ✓対象ワークを50点規模へ拡大した継続的な資産更新
- ✓墨田区プロトタイプ実証実験支援事業(令和9年度)での実証を想定
- ✓現時点では提供実績がなく、構想段階であることを明記しています
本プロジェクトは現在、構想・技術デモ開発の段階にあり、プロダクトとしてのリリースには至っていません。共創パートナー枠でお渡しする3Dデジタル資産と段取り替え記録は確実に納品しますが、シミュレーションの精度(予測と実機の一致率)は、まさにこの共創を通じて初めて実測する数字です。その前提でご検討ください。
よくある質問
- Q. 本当に費用はかからないのですか。あとから請求されませんか。
- 共創パートナー枠でお渡しする3Dデジタル資産・段取り替え記録・事前検証結果について、費用はいただきません。着手前に覚書を交わし、無償である旨と、当方が得るのが匿名化した物理パラメータの再利用権のみであることを書面で明記します。追加の費用が発生する作業をご希望の場合は、その都度お見積りをお出しし、合意なく作業を進めることはありません。
- Q. なぜ無償なのですか。何が目的ですか。
- この事業は、実物を計測しなければ一行も前に進みません。カタログのCADデータではなく、現物の摩擦・剛性・変形といった物理量を測ることが事業の中核だからです。つまり最初の計測対象をお預かりできること自体が、当方にとっての価値です。いただくのは、企業名も製品名も特定できない形に加工した物理パラメータの再利用権のみで、これがロボットAIの学習資産として積み上がっていきます。御社の形状データや図面がそのまま外に出ることはありません。
- Q. 現物を預ける必要がありますか。工場から出したくないのですが。
- ご都合に合わせます。計測機材を持ち込んで御社の敷地内で計測する形も可能です。応募者は墨田区業平に居住しており、区内であれば反復してお伺いできます。段取り替えの記録はもともと現場でしか撮れないため、いずれにせよ工場にお邪魔することが前提です。
- Q. 今、どこまでできているのですか。
- 正直に申し上げると、構想と技術デモの段階です。プロダクトとしてのリリースはしていません。土台となる技術 — 産業用3Dカメラとロボットアームによる計測、ハンドアイキャリブレーション、3D点群処理、力制御 — はいずれも前職の製造業システムインテグレーションで実案件を担当してきた領域で、3D点群とROSによる溶接外観の全数自動検査システムの構築実績があります。一方、「シミュレーション予測と実機結果がどれだけ一致するか」の実測値はまだ持っていません。これは最初の共創パートナーと一緒に測る数字です。
- Q. どんな企業が対象ですか。
- 多品種少量生産を日常的に行っていること、段取り替えが頻繁に発生する工程があること、自社ワークをデジタル資産として持つことに関心があること。この3つが揃っていれば規模は問いません。2026年度は金属加工(プレス・切削・板金)1社、皮革または繊維1社の計2社を想定しています。金属のような剛体と、皮革・布のような変形素材の両方を同一地域で計測できることが、すみだという場所の固有の価値だと考えています。
- Q. ロボットを導入する予定はないのですが、意味はありますか。
- あります。お渡しする3Dデジタル資産は、ロボットとは無関係に、見積書・提案資料・営業用ビジュアル・若手への技能伝承にそのまま使えます。中小の製造業が自力では作りにくい資産が手元に残ります。段取り替えの記録も同様で、熟練者の手順が形になれば、標準化と教育の起点になります。ロボット導入の事前検証は「将来やるかもしれない判断のための材料」として受け取っていただければ十分です。
- Q. 計測した物理パラメータは、どこに使われるのですか。
- ロボットAIが学習するためのシミュレーション資産として蓄積します。現在、ロボット領域の学習データは量産ライン・倉庫・家庭といった「同じ作業を繰り返す現場」を前提としたものがほとんどで、多品種少量の町工場の世界はデータ化されていません。国内でも経済産業省・NEDOが「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」(2026〜2030年度・205億円規模)を開始し、開発項目に物理特性の統合処理を掲げています。将来的にこうした国内の開発主体への供給を想定していますが、第三者へ提供する際は事前に書面で確認します。
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