比較・選び方

三次元測定の外注費用はいくら?相場・納期・依頼先の選び方を徹底比較

yoritech編集部2026年7月23日3分で読める
三次元測定寸法検査検査成績書外注品質管理

三次元測定の外注費用はいくら?相場・納期・依頼先の選び方を徹底比較

取引先から検査成績書の提出を求められたものの、自社に三次元測定機がない。そんな場面に直面する中小加工業の品質管理・製造担当者の方は少なくありません。三次元測定機は本体だけで数百万円クラスの投資になるうえ、精度を出すには専任オペレータの育成も必要です。初品検査や出荷検査のためだけに導入するのは、現実的とは言いがたいでしょう。

そこで選択肢になるのが測定の外注です。この記事では、三次元測定を外注する方法の違い、費用相場と納期の目安、依頼先を選ぶ際のチェックポイントを整理します。

三次元測定を外注する3つの方法

三次元測定の外注には、大きく分けて3つの方法があります。

1つめは『受託測定』です。部品の現物を測定業者へ送り、接触式の三次元測定機や3Dスキャナで測定してもらう、もっとも一般的な方法です。測定からレポート作成まで一括で任せられる反面、現物の輸送が必要で、費用も都度見積になるケースがほとんどです。

2つめは『スキャンデータ持ち込み解析』です。自社や近隣の設備で取得した3DスキャンデータとCADモデルを送り、CAD照合・公差評価・検査成績書の作成だけを依頼する方法です。現物を動かさないためリードタイムが短く、解析工程が定型化しやすいことから定額メニューを掲げる事業者もあります。

3つめは『機器レンタル・時間貸し』です。測定機を借りて自社で測定する方法ですが、操作スキルが自社に必要なため、測定経験のない企業にはハードルが高めです。

三次元測定の外注費用の相場と納期の目安

費用相場と料金が決まる要因

受託測定の場合、各社の公開情報を見ると、小型部品1点あたりおおむね数万円から、複雑な形状や測定項目が多い案件では10万円を超えることもあります。料金を左右する主な要因は、部品のサイズと形状の複雑さ、測定項目数(寸法・幾何公差の数)、成績書のカスタマイズ量、そして納期です。見積都度対応が基本のため、依頼前に費用感がつかみにくい点は課題といえます。

一方、スキャンデータ持ち込み型の解析代行では、測定作業が発生しないぶん原価構造が軽く、1部品1.5万円〜といった定額に近い価格を提示する事業者もあります。

納期の目安と短納期で依頼するコツ

受託測定は現物の輸送と装置のスケジュール調整を挟むため、見積から納品まで1〜2週間程度かかるのが一般的です。短納期で進めたい場合は、図面と公差要求を最初の問い合わせ時点で揃えて渡すこと、測定したい項目を絞り込んでおくことが有効です。スキャンデータ持ち込み型であれば輸送工程そのものがなく、データ受領から2〜3営業日で成績書を受け取れるケースもあります。

依頼先を選ぶ5つのチェックポイント

費用と納期に加えて、次の5点を確認しておくと依頼後のミスマッチを防げます。

  • 対応データ形式: STL・PLY・点群、CAD側はSTEP・IGESなど、手元のデータ形式に対応しているか
  • 幾何公差の評価可否: 平面度・真円度・位置度など、図面指示に沿った評価まで依頼できるか
  • 成績書の内容: 寸法表だけでなく、偏差カラーマップなど視覚的に傾向を確認できる資料が含まれるか
  • 小口対応: 1部品からの依頼や多品種少量のリピート依頼を受けてくれるか
  • 機密保持: NDAの締結や納品後のデータ削除に対応しているか

とくに偏差カラーマップは、どこがどれだけ狙いから外れているかを一目で把握でき、加工条件の見直しにも役立つため、標準添付かどうかを確認しておく価値があります。

まとめ:スキャンデータがあるなら1部品1.5万円〜・2〜3営業日も可能

三次元測定の外注は、現物を送る受託測定だけが選択肢ではありません。手元に3Dスキャンデータがあるなら、解析と成績書作成だけを切り出して依頼することで、費用と納期の両方を抑えられます。

yoritechの『3Dスキャン×CAD照合 寸法検査レポート代行』は、スキャンデータとCADモデルを送るだけで、偏差カラーマップ・寸法表・幾何公差評価を収録した検査成績書PDFを1部品1.5万円〜・2〜3営業日で納品するサービスです。依頼前にWeb見積で金額を提示するため、都度見積のわずらわしさもありません。検査成績書の用意にお困りの方は、まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください。

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